シャーリー富岡と斉藤洋美が試写会で観たロマンス、コメディ、ヒューマンドラマ、ファンタジー、アニメーション、アクション、ヒストリー、そして、おしゃれな映画を中心に紹介。二人のゆる〜いトークもお楽しみに。

カプチーノはお熱いうちに

カプチーノはお熱いうちに

原題:Allacciate le cinture

イタリアのアカデミー賞とも言えるダヴィッド・デイ・ドナテッロ賞で、監督賞、主演女優賞をはじめ、全11部門にノミネートされ、イタリア本国で大ヒットしたこの作品。

監督は「あしたのパスタはアルデンテ」のイタリアの名匠フェルザン・オズペテク監督。
舞台はアドレア海を臨む、南イタリアの美しい街レッチェ。
恋も仕事も手に入れ、子供にも恵まれたヒロイン、エレナ。

時は13年が過ぎ、愛しあった2人の間に綻びが生じはじめたそんなある日、叔母につきあって気軽に行ったがん検診で思いがけない結果を聞かされ・・・。

「カプチーノはお熱いうちに」というタイトルに、キラキラ眩しいばかりの笑顔がはじけているポスターやチラシを見ると、ラブコメ?と思ってしまいがちですが、実はオリジナルタイトルは「Allacciate le cinture(シートベルトをお締めください)」なんです。
監督いわく「乱気流が思わぬところで起きるのが人生です。だから、そういうときに備えていつでもシートベルトを締めて心の準備をして、しっかり生きなければならないという意味を込めています」とのこと。

そのシートベルトの締め方をこの映画は教えてくれるのかもしれません。
どんなことが起こっても大丈夫!と笑っていられるように、今を大切に生きよう!と、人生いろいろあるけれど、家族、友達に愛されて、こんなにステキなことがたくさんあるんだよとね。

Hiromi's Notes:

舞台の南イタリアのレッチェが本当に美しいです。

イタリアの長靴のかかとの部分にあたり、ちょうどアドリア海とイオニア海に挟まれたところにあるそうです。海がものすごく綺麗。美しい海でのシーンはとても印象的です。

そして、美しいと言えば、ヒロインエレナに扮しているカシア・スムトゥニアク。

もう、見ているだけでウットリするような美人さん。そんな美しい女性も病と戦い、どんどんやつれていく自分に自信がもてなくなるのだけれど、どんな姿になっても愛してくれる家族や友人がいるということはなんて幸せなことでしょう。

そして、同じ病室で出逢うエグレという女性のなんとチャーミングなこと、まるでピエロかエンジェルのような人でした。

この映画のテーマはとてもシビアで、辛いものなのに、どうして観終わったあと、温かな気持ちと元気をもらえるのでしょう。
生きていくということは、不安になろうと思えばいくらでも不安になれるもの。
突然何が起こるかわからない人生をお先真っ暗と思うのか、それとも、何が起こるかわからないからこそ楽しいと思えるのか、同じ生きていくのなら、苦しく悲しいときも前向きに楽しく笑って生きていきたいですよね。

そうなれそうなヒントがたくさん詰まっているこの作品。愛おしい、愛おしい作品です。

 

日本公開:2015年9月19日

映画「カプチーノはお熱いうちに」のおすすめポイントをシャーリーと洋美が音声で紹介!


監 督

フェルザン・オズペテク (原案・脚本)

キャスト

カシア・スムートニアック、フランチェスカ・アルカ、フィリッポ・シッキターノ、カロリーナ・クレシェンティーニ

配 給

ザジフィルムズ

公式サイト

http://www.zaziefilms.com/cappuccino/

製作年・国

2014年イタリア映画

上映時間

1時間52分

映倫区分

R15+

Copyright

(C)2013 All rights reserved R&C Produzioni Sri - Faros Film

「カプチーノはお熱いうちに」予告編



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